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2017年3月末を以て、東京藝術大学附属図書館「信時潔文庫」の整理が完了しました(一部資料を除く)。東京藝術大学附属図書館による以下のサイトで信時文庫目録公開等の情報を発信しています。

「信時潔に関する基礎的研究──作品・資料目録データベースの作成と主要作品の研究」
http://www.lib.geidai.ac.jp/nobutoki.html

2017年10月より、「東京藝術大学附属図書館 信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」を公開しています。
http://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/
 
未刊の作品 絃楽四部合奏帰去来 (JKStairs )楽譜を刊行しました。
 

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2019/09/24

グルリット「《海ゆかば》変奏曲」全曲演奏

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理人
マンフレート・グルリット作曲「《海ゆかば》変奏曲」全20曲のピアノ版が、2019年10月14日(月・祝)、松涛サロン(渋谷区)で演奏されます。大井浩明氏(ピアノ独奏)による「戦後前衛音楽の濫觴」というコンサートの中の1曲として取り上げるそうです。当日の演奏曲目の詳細はこちらでご確認ください。
Blog | Hiroaki Ooi  
https://ooipiano.exblog.jp/30446872/

この曲の楽譜は、信時潔も持っていませんでした。CD『海ゆかばのすべて』の制作準備を進めていた当時、わずかな手がかりをもとに、グルリット日高久子夫人にお会いするところまでたどり着き、その楽譜の存在を確認し、録音(ピアノ演奏:寺嶋陸也)が実現しました。CDでは、20の変奏曲の8曲のみの収録でしたが、今回はおそらくピアノ版公開演奏としては初めての全曲演奏です。

私が担当した同曲の解説にも書きましたが、信時潔は、昭和19年、グルリット宅を訪ね、グルリット自身がこの曲をピアノで弾くのを聴き、「Gur氏は別段東洋的たるを企図せず、欧州人的に作れる由なり、大衆、否音楽者をも含めて聴者の理解、気に入る要らぬを顧慮せずオカマヒ無し作れるらしきこと愉快なり」と書き残しています。

なお、マンフレート・グルリットの作品資料原本は、1989年にドイツのハンブルク州立・大学図書館(Staats- und Universitätsbibliothek Hamburg)に寄贈されています。そのコピーを含めた関係資料は、グルリット日高久子夫人より東京芸術大学に寄贈され、同大学史史料室に収められています。
資料リストが公開されています。http://archive.geidai.ac.jp/13608
19:30
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